導入事例
扱いづらい顧客管理と非効率な出荷作業を刷新し、通販業務がスムーズに回るようになりました。お客様に合わせた対応ができるようになり、会員数の拡大にもつながっています。
株式会社かね善 様
- 業種
- 卸売業・小売業(食品)
- 従業員数
- 105名
- 導入時期
- 2003年
課題
・通販特有の顧客管理ができず、システムが扱いにくかった
・ピッキングリストが出力できず、現場での作業が非効率だった
効果
・履歴を一元管理でき、丁寧な対応が可能になった
・ピッキングリストと個別出荷リストの活用により、作業効率が大幅に向上した
※この導入事例は旧バージョンの事例です
導入前の課題
通販に特化したシステムの必要性を痛感した
黒豆の通販を担う「丹波の黒太郎」部門では、配送先住所の複数管理やキャンペーン管理など通販ならではの顧客マスタが欠かせません。しかし当時は、本業である「かね善」の卸売向けシステムを共用していたため、通販業務には扱いづらい点が多くありました。
特に課題となっていたのは次の点です。
・顧客マスタが通販向けではなく、管理が複雑化していた
・配送方法やギフトラッピングなどの細かな設定がシステム上で管理できない
・ピッキングリストと情報が紐づかないため、同じ商品を何度も取りに行く非効率が発生
こうした「通販ならではの業務にシステムが追い付いていない」状況が続き、通販部門専用のシステムが必要なのではないかと検討を始めたことが、導入のきっかけでした。
導入の決め手
作業効率を大きく改善できる提案があった
製造を担う工場からは、「システム入力は本業の“かね善”側で行い、ピッキングリストの出力は通販部門“丹波の黒太郎”側で行いたい」という明確な要望がありました。
今回のシステムでは、複数件の注文をまとめて集計したピッキングリストを出力できるため、リストに沿って一度に商品を準備することが可能になります。
さらに、ピッキングリストとは別に個別出荷リストも出力されるため、準備して商品をそのまま個別に梱包でき、作業の流れがスムーズに一本化されます。
この仕組みによって「現場の動きが大幅に効率化できる」と具体的にイメージできたことが、導入を決めた大きな理由です。
導入の効果
通販業務の質とスピードが大きく向上
■お客様一人ひとりに寄り添った対応が可能に
購入履歴や問い合わせ時の出来事をシステム上に蓄積できるようになり、「このお客様には前回こういう対応をした」という情報をすぐに確認できるようになりました。結果として、より丁寧で一貫性のある顧客対応が実現し、通販事業に欠かせない“個別対応力”が大きく向上しました。
■発送元の工場との連携がスムーズに
システムを通じて工場との情報共有がしやすくなり、出荷指示・進捗確認・作業依頼といった連携がスピーディーになりました。これまで行っていた確認作業の手間が減り、部門間のコミュニケーションが効率化されました。
■ピッキング作業が効率化し、現場の負担が軽減
複数件の注文をまとめて出力できるピッキングリスト(商品別出荷指示リスト)により、工場では商品を一度にピックアップできるようになりました。さらに、出荷番号別の出荷指示リストと照らし合わせながら梱包することで、商品が余れば入れ忘れ、足りなければ入れ過ぎがすぐに判別でき、ミスの発生リスクを大幅に低減できています。
■出荷漏れを防止し、ミスゼロに近づく運用へ
ヤマト運輸のB2システムと連携することで、出荷漏れがないかシステム上で確実にチェックできるようになりました。これまで複数人で出荷漏れ確認をしていたところを、システムを活用することで確認作業が自動化され、ミス発生のリスクが大きく低減しています。
通販事業の成長を支える基盤として、通販システム導入後には登録会員数が約24万人に到達しました。(2026年4月23日時点:自社データ調べ)通販事業の拡大に合わせ、オプション機能の拡充や在庫管理との一元化など、「もっと使いやすく」「もっと効率的に」という前向きな展望が広がっています。
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